アメリカで人気のSTEM教材グルービーラボの体験談を紹介するページです。
- STEM教材を探している
- 実際にSTEM教材の体験談を知りたい
どうも、ナオです。
教育に熱心な親御さんを中心にブームになっているSTEM教育。子育てに取り入れたいママパパは多いと思うんですけどどうでしょうか。
このページではアメリカでSTEM教材として人気のあるGroovy Lab in a Box(グルービーラボ)を紹介します。
教材の特徴と体験談をお伝えしますので、STEM教育に興味のある人はぜひ参考にご覧ください。
STEM教材グルービーラボの口コミ【アメリカで人気の教材体験談】

Groovy Lab in a Box (グルービーラボ) | |
メーカー | STEAM LAB JAPAN |
対象年齢 | 6歳〜 (保護者と一緒なら 6歳未満も可) |
セット内容 | 月別実験ボックス 動画STEMレッスン 会員限定科学情報サイト |
税込価格 | 2,980円(月額) |
Groovy Lab in a Box(グルービーラボ)は科学者と同じ方法を疑似体験しながらSTEAM分野(科学・技術・工学・芸術・数学)を楽しく学ぶ学習キット。
STEM教育の進んだアメリカで人気のある教材で、最近日本にも上陸してきました。
エジソン賞の詳細はこちら。
そんなGroovy Lab in a Box(グルービーラボ)の特徴はSTEAM分野の学習を手軽に体験できること。
特別な実験道具は全く必要なし。毎月届くボックスだけで最先端のSTEAM学習を体験できるようになっているんです。
ボックスの中には実験に
必要な材料が全て揃ってます。
物理や科学って家だと本を読む以外で学ぶのは難しいですよね。家でも簡単に実験できるようにグルービーラボの教材はSTEAM分野に慣れ親しむにはピッタリ。
実験は材料と同封されている説明書を見ながら進めるんですけど、子供が1人でも実験を勧められるように動画で実験方法を確認することもできます。
動画で実験方法が確認できて楽ちん。
説明書は漢字が多くて小学校低学年だと読むのが大変かも。動画教材は子供にも分かりやすいから助かりますね。
まとめると、Groovy Lab in a Box(グルービーラボ)は家庭でSTEAM分野の学習を子供1人でもできる教材サービス。
子供に理科や物理に興味を持って欲しい親御さんや夏休みの自由研究ネタを探している人は試してみる価値ありです。
この後はグルービーラボ教材の体験談をお伝えします。試してみる価値があるかぜひ確認してみてください。
グルービーラボの教材を試してみた【STEM教材の体験談】
実際にGroovy Lab in a Box(グルービーラボ)を試した口コミを紹介します。
ボックスの中身はこんな感じ。

身近にあるものを使って電気を感じる実験と電気回路を作る実験ができるセットが入ってました。
身近なものを使った実験は風船とストローで静電気を体験します。風船は頭で擦って髪を逆立てるテッパンネタなので省略。
ストローを使った実験はコショウがストローに吸い寄せられるマジックショー。擦ったストローにコショウがくっつく様子に息子は興味津々でした。
お米とコショウどっちがくっつくか実験。
風船とストローを使った実験は身近に電気があることが分かる楽しい実験だけど、どうして静電気が発生するのかのフォローがあまりないのは残念なポイントでした。
説明書には静電気の説明が書かれてるけど、文字だけでお世辞にも分かりやすいって感じではなかったです。
文字がぎっしりで疲れます…
ちなみに、Groovy Lab in a Box(グルービーラボ)には会員限定の科学情報サイトがあるからそこで静電気の情報を見てみることに。
全て英語表記でした(笑)
英語が苦手な人はこのサイト見ても
全く分からないんじゃないかな?
静電気の実験はビミョーだったけど、気を取り直して次は電気回路の実験へ。
銅テープで作った電気回路に電気を流してアインシュタインの目を光らせます。説明書を見ながら一生懸命テープをペタペタ。
線にそって銅テープをペタペタ。
回路の途中には抵抗やLEDライトを貼り付けます。プラスとマイナスを間違えないように注意しながら貼り付けました。
完成!最後にバッテリーをつなげてライトアップ!
…あれ?何も変化がない?
なぜか点灯せず。LEDライトや抵抗がちゃんとテープにくっついてるか確認しても点灯しません。
試しに回路を短くしてみると赤いライトだけ点灯しました。
アインシュタインの目が光らない…
並列になる部分に問題がありそうだから、一度テープを全て貼り直してみることに。

貼り直しても結果は変わらず。残念ながらこの実験は終了しました。
バッテリーやテープの接触具合でライトが点灯したりしなかったりで、なかなかに繊細な実験って印象です。
最後にもう1つの電気回路の実験、ブザーを鳴らす実験に挑戦。

説明書のような形のボックスで届かなかったからブザーの回路を作るだけの実験に内容を変更しました。
木製の洗濯バサミに銅線をくっつけると「ピー!」とブザーが鳴るシンプルな電気回路に息子は大興奮。何度もブザーを鳴らして遊んでました(笑)
これだけだと学びが少ないから、洗濯バサミと銅線のつなぎに使えるものを家の中から探して遊んでみることに。いろんなものを試してみて、金属が電気を通すことを発見しました。
家中からピカピカして冷たいものを
探してきては試してました(笑)
以上がグルービーラボの電気を学ぶ教材の体験談です。
家庭だと大変なSTEAM分野の実験を簡単にできるのは魅力なんだけど、教材が頼りない感じなのは残念なポイントでした。この内容で月額2,980円は少し高いかも?
あと実験が1度きりで終わりなのも残念なポイント。何回も実験できる量の材料が送られてこないから繰り返し実験することが難しいです。
あと、実験をやった後の復習が特に用意されてないから学びを定着させるにはママパパのフォローが欠かせません。
楽しく実験できるから子供に科学や物理の興味を持たせるには使えるけど、STEAMをがっつり学ばせたいというママパパには物足りない内容だと思いました。
まとめ:グルービーラボは学習効果よりも子供の興味関心を引き出すSTEM教材
Groovy Lab in a Box(グルービーラボ)の体験談
- 家で簡単にSTEM分野の実験ができるのはすごく魅力的
- 実験方法の動画解説は分かりやすくて便利
- 材料が限られていて繰り返し実験できないのが残念
- 実験後のフォローがないから学習内容の定着にはママパパのフォローが必須
本音の口コミを紹介したので後半は少し辛口な内容になってしまいました。グルービーラボのSTEM教材の今後に期待したいと思います。
現状グルービーラボの教材には心から満足できたわけじゃないけど、家でSTEM分野の実験ができることはかなり革新的なことです。
家の時間でおもちゃやゲームで遊ぶ以外に、実験するって選択肢が生まれるのはかなりすごいことだと思います。
子供に理系分野の興味を持たせたいなら、グルービーラボは検討する価値あり。
STEM教育に関心があるなら単発でグルービーラボのSTEM教材を試してみるのもいいかもしれません。